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親離れ

Posted by 彩子 on 24.2010 日々色々 12 comments 0 trackback
長男の結婚が決まった。


この正月、新しい年を迎えて早々、
家庭を持ちたいと宣言され
それからあれよあれよと言う間に事は進み、

彼女のご家族を我が家にお呼びし、
ホテルでお食事となった。




家にお迎えするとなれば
お茶の用意やら
まず座っていただく椅子も足りなくて
二人でリビングをあっちやらこっちやら模様替えする始末^^;
普段の夫との気侭な二人暮らしが露呈する。




前に息子が先方の親御さんに挨拶に行った時
どうやら彼女のお兄さんも彼女さんを同席していたらしく、
結果、息子はきちんと挨拶しないままだったと言う。


だから
今からでもいいから、きちんと挨拶しておきなさい、
嫁に出す親としたら嬉しいことなのよと息子に諭していた。





そろそろホテルに移動しましょうかと言う段になって
長男が何やら目配せをする。

私は粗相の無いように接待をするのに気を取られていて
息子の挨拶の事をすっかり忘れていた。




彼女を幸せにします
二人で幸せな家庭を築きたいと思います
結婚させて下さい




そう言って
息子は自分の親までも前にしながら
丁寧に頭を下げた。


私は笑いそうになったけど、
向こうのお母さん、涙ぐんでたよと
夫はその日の晩、話してくれた。




これまで親父は単身赴任もせずに家族揃って過ごせた、
そんな風に自分もずっと一緒にいられるような家庭を持ちたい


そんな息子の言葉にほろっとさせられた。




息子には
幼稚園を二回、小学校を三回も変わらせてしまった。

三回目の転校の時、初めて
学校変わりたくない、友達と別れるのイヤだと言った息子。

そんな長男の前に土下座した夫の姿を今でも忘れない。



だから
その後夫が仕事を変わらざるを得なくなった時、
またも転校せずに済むように
絶対同じ校区内に住まわせるからと、夫は頑なだった。


たまたま中学以降は転校することもなく息子は卒業して行ったけれど、
自分が転校の連続で、友達関係が希薄になってしまった夫は
それだけは息子達に残してやった事だと未だに自負している。




結婚と言う形をとらなくてもいい
同棲でいい
子供はいらない・・


そんな風に言い切る若い人たちも大勢いるし、多様な人生があっていいと思うが、
家庭を持ちたいと思う、子供が欲しいと言う息子に育ってくれた事は素直に嬉しい。
そして
そんな家庭にしてくれた夫に感謝である。







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