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母との時間

Posted by 彩子 on 14.2019 日々色々 0 comments 0 trackback
母は、膝が痛いと訴えることもあったが、
私からすれば
これまで腰痛、膝痛などに悩まされる事なく
歩くのも歳の割には早いし、

流石お茶で鍛えた心身は強いね
やっと年相応の痛みが出てたのかもよって
慰めていた。



ここのところ
病院以外の外出を滅多にしなくなったと聞いていたから、

令和で浮かれる太宰府天満宮へ行き
だけど肝心のお参りはせず
梅ヶ枝餅だけ買いに行ったとよ、と
事後報告した母にびっくらたまげたのだ!



だから
私はGWに帰省した時、
少しずつ痩せてきた母が
たまにはお肉を食べたいと言うので
思い切って連れ出そうと思いついた。



私も子供の頃から時々連れて行って貰った老舗で、
母が未だ自由に天神で買い物していた頃、
私が帰省した時一緒に訪れた事もあった、
母にとって懐かしいステーキ屋を選んだ。


未だ有るかなぁと店の名前を出しても
母は憶えていないし、
ネットで検索したら未だ健在だったので、
電車を降りて混雑する街中を
ゆっくり歩いて連れて行った。



年老いたオーナーの女性は
以前いつ訪ねたか私も憶えてない程なのに、
お久しぶりでしたね ようこそおいでくださいましたと
テーブルに案内してくれた。


母は瞬時に思い出し目を輝かせた。

71で亡くなった弟とあそこのテーブルで食べたと懐かしんだ。

弟さん、お早かったですよね…
とのお店の方の声掛けに母は泣いていた。




母は130グラムのお肉を
美味しい美味しいと平らげた。

乗ってくるとお酒も少し嗜む母に
ワインでもいかが?とメニューを見せると
私も飲みたいと宣うた。

201905071854079c6.jpeg







母には
次男の結婚式に出席出来なかったから
お嫁ちゃん連れて挨拶に来てくれるよ、とかなり前から
何度となく伝えてたのに、

シニアマンションの人には
亡くなった母の弟の娘婿が来てくれるだの、
2日前に
兄が息子を連れて母に会いに来たのを
私の息子と思い込んで話していただの、


辻褄の合わない、
だけど当の本人にとっては
それはきっと、もっともな記憶なのだ。






私とおんなじ量を食べて飲み
懐かしかとこに連れて来てくれたと
少し明るく振る舞う母を連れて
それからデパートで
母のスリッパやサンダル
甘いお菓子の買い物をした。



若い頃、
専門店街で買い物したがった私は
なんでも岩田屋に行きたがる母に反発していたのに
全てが揃う百貨店を選んでいる。



あんたも歳取ったねぇ いくつになるとね?と言い
母は、娘の年齢を初めて知った様に驚く。


だけん母さん
もう呆けてもよかとよ



そうやって
何度も同じ会話を繰り返している。



次男のお嫁ちゃんのことを
控えめでよか人やなかね?
と認めてくれたし、

結果、
私が母の処へ行ったことは
まぁ意味あった事だったようで
夫と義姉のお節介に感謝かな…。









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