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悪妻②

Posted by 彩子 on 21.2017 女色 0 comments 0 trackback
イタリアンの後は
夫行きつけの
新地 アンティークバーへ。

マスターは
40年間 オリジナルドレッシングのサラダしか
出さないと言うこだわりある人。





時々 タッパーにサラダ入れて
奥さんへと お土産に持たせてくれるから
頂いたタッパーが戸棚に山とある。
だから 一度連れていってと
夫に話してた処。







久しぶりのカラオケは
情けないったら。
夫はそこそこ歌えて
そりゃそうだ、お金かかってるんだし。


数曲歌ってたら 恥じらいも
どっかへ行ってしまいそうになった頃、
二人連れが御来店。
先のお客さん達と顔見知りの様子。


私の一つ開けた椅子に座った男性は
なかなか素敵なロマンスグレー。
ちらちらとこちらを伺っては
信じられないほど上手に
声を聴かせてくれる。
玉置浩二の曲なんて
唄われたらいいだろうなぁ…
なんて思ってたら
見透かされた様に
【メロディ】なんぞを選曲され 惚れ惚れ。

お連れの女性は 更に上行く歌唱力。
ボイストレーナーが生徒を連れて?
はたまた音楽業界の方??
なーんて楽しい妄想、美味しいROYAL。


流れで、
夫とその男性と【夏の日のハーモニー】
お連れの女性と夫と【ロンリーチャップリン】
デュエット 聴かせてもらい あー幸せ…。


ほろ酔い気分でいると
『 是非、チークダンスを 』と、
その方が
私の手を引き 立たせたのだ。

え? え?
どうして?

…いいの?
夫を振り返るも無言…。


わたし
完全に
勘違いしてた。
となりの席に座ったその男の人に
チークダンスを誘われたのかと。


正直に言うと
あの人に似てない事はないって
バーに入ってこられた時から
わたし 気にしてた。


酔った頭だったとは言え
私って
となりに夫が座っていながら
勘違いしてしまった 思い込み強い女。



『 こんな事でも無いとチークダンスなんて
二度とないでしょう?』と
その男性は わたしと夫を向き合わせた。

えー?!?!
いっぺんに酔いも覚めた。
あの人に似ているわけもないその男性は
曲名が分からないあちらの曲を
高らかに歌った。
チークダンスなんて夫と一回もした事ないわたしは、
夫に抱かれ
目線は狭いバーの真横で熱唱する
その男性を見つめた。


歌い終わると
『 愛のチューを! 』と囃し立てられ
わたしと夫は
たぶん 新婚以来のチューをした。


いつのまにか
マスターは、
全ての曲を録音してCDに焼いて
プレゼントしてくれた。



次の日
嬉し恥ずかしCD聴いた。
下手な音楽番組聴くより面白かった。


なんだかんだと
たぶん一生忘れられない
記念日になりそかな?















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