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彼岸命日

Posted by 彩子 on 05.2018 日々色々 2 comments 0 trackback
夫に看取られ 姑が亡くなった。


透析21年、ペースメーカー入った舅が
先に逝くものと
なんとなく思っていた。


五年前に脳幹梗塞を発症し
左半身麻痺で
ずっと車椅子生活だった姑は
認知症も手伝ってか、
感情の起伏が激しく罵詈雑言に
夫も義姉も 大概にしてくれと
半ば本音とも取れる嘆きを吐露していたが、
最後はあっという間に亡くなってしまった。


随分悩んだが
姑が施設から救急車で運ばれた2日後
先に帰省した夫の分と
二人分の喪服の用意もして
私ものぞみで病院に向かった。



うちの息子二人は、
一緒に住んだ事もないのに
爺ぃちゃん婆ぁちゃん子だった。


どんなに遠方に住んでいようも
盆暮れには必ず帰省していたし、
何かあったら帰るもの、と
それはまるで刷り込まれたわんこの様で。

だからか、
お葬式だけでいいよ、と言ったのに
長男は
生きてるうちに婆ぁちゃんの顔見とくと
日帰りで帰ってくれたのだ。


何より次男は
結婚式にも出て貰えないからと、
彼女連れて会いに行く、と言ったのを
私はありがとうって断ってしまい、
結果、四人の孫でただ一人
息有る姑に会えないままにしてしまって
次男には悪いことをしてしまった。


意識の無い姑のベッドの側で
『 未だ未だ ばぁやんいけるで 』と
日帰りで戻った長男だったのに、
それは哀しい外れ予想となり
次の日息を引き取った。




意識は戻らないままだったけど、
私も小康状態だと思い込んでいた。
夫がせっかくだから
お母さんのとこ行ってあげたら?と
言ってくれて
電車を乗り継ぎ、
私の母の方に行った二時間後 姑は急変し、
又舞い戻ることになってしまった。
五分程間に合わず
でも未だ暖かったのが救いだった。


慌ただしく来て又帰ってしまった娘のことを
母はどの程度分かってくれたか。


今度は母の番かも知れない。
手当てをするこちら側の思いだけど、
もう、そう言う年齢なのだ。




姑を送る斎場で
初めて、姑の湯灌を側で見守った。
所謂 納棺師は
未だ若い女性二人だった事に驚いた。
手際の良さと見事な立ち居振る舞いに
頭が下がった。



義姉と分担し
姑の最後の住処となった施設の片付けを済ませ
役所に行き、
空っぽの夫の実家に祭壇を祀る訳に行かず
遺骨を抱えのぞみで戻った。


仏壇も納骨堂も未だ無いこれからを思う。


これまでは、帰省していない時は
夫の親の事を思う事も少なかったが、
我が家に急ごしらえの祭壇を置くと
姑の写真がこちらを見ている様で
却って今は、亡き姑の事を思うようになった。

天に召された故人の事を忘れなさんなよと
まさに無言の教えの様だ。


それにしても、
なんだかんだと振り回された姑だったが、
最期になって、子孝行してくれた。

次男の結婚式に重なったらどうしようと
悩んだのも危惧に終わったし、
夫も仕事を休んだのも、
一週間で済んだのだ。
その夫は手際よく姑を送る手配をし
通夜告別式の挨拶は見事だった。

殊勝にも
もっと大事にせなあかんなと
今頃、遅いかな…。








○ Comment

彩子さん

 お義母さまのご逝去 お悔やみ申し上げます
 長く 遠距離介護をなさっていた ご褒美?で
 お義母さまの入院生活も短く済んだのではないでしょうか

 未だ お義父さま なによりご実家のお母さまがいらっしゃるから
 遠距離介護は続く事でしょうが まずは ご苦労様でした
2018.10.11 17:35 | URL | むーん #JyN/eAqk [edit]
むーんさん、ありがとうです!

ほんと、やれやれです。
あの姑さんらしい亡くなり方でした。
まさか、先に逝かれるとは…でした。

後を追う様に、ってあるでしょ?
気をつけないと、です。
2018.10.16 20:43 | URL | 彩子 #- [edit]

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