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ふぅ

Posted by 彩子 on 04.2018 日々色々 2 comments 0 trackback
舅の調子が悪くなっていたので
行けるうちにと
連休使って帰省した。


姑さんの納骨の手配のため
お寺さんへの挨拶やら…。



日々老衰に向かっていく舅は
誰の目にも
もう長くはないだろうと見えた。
だから
二ヶ月前にお世話になった斎場の
段取りも とりあえずと。




舅は息子の顔も
嫁である私の顔も分かったし
か細い声でお粥…と言ったので
予め用意していた、
刻んだ神宗の昆布を入れたお粥さんを
ほんの少し口の中に入れたあげた。
思えばそれが
最後の口にしたものになってしまった。



見舞った時、看護師さんが
今日は少しお粥さんとゼリー
食べられましたよと笑ってくださったので
も少し頑張ってくれるかな?と
夫は一旦、帰阪。
私は母のところに行っていたが、


その二日後の日曜日に
義姉に看取られて
亡くなってしまった。



姑が亡くなったことは
舅には話してなかった。
姑は早くおいで
息子達に迷惑かけぬよう
貴方一人おらんでよかよ
こっちにおいで、とか、

妻に先立たれると気落ちして、と言うが
でも舅は知らなかったのだから
姑は自分がこうなったのも
おとうさんのせいと曲がって思い込んで
最後は恨み辛みだったのに
舅は最後までお母さんは?と私たちに聞いていたから
あの世から姑がよんだのかも知れない。



なんて
夫の親を立て続けに失くすと
色々思うこともある。



それでも
向こうにいるうちに
済ませられる事はやっておこうと
慌ただしく時間が過ぎた。


舅が亡くなると
姑の時より 役所やらなんやら
やることは大量にあった。


姑の時は急だったから
菩提寺が有るのを知らず
斎場に任せたお寺さんで
七七日忌まで済ませてきたが

舅の葬儀は
本家に聞き出した菩提寺に頼んだので
そう簡単には行かなかった。



急に仏の道に詳しくなって行くのも
苦笑ものだ。


やれやれ
息子の部屋に置いていた学習机は
急ごしらえの二人分の祭壇と化した。

納骨堂探しもあと少しの所までで…。




ふた月の間に
夫も私もそれぞれ
二人分の喪服の用意をして
のぞみに飛び乗り
葬儀を出し
帰りは遺骨を抱えた。

その合間に次男の結婚と
怒涛の様な平成終わりの後半だった。


それに
まさかと姑の喪中葉書を用意したのに
舅の分も加筆しなければならなくなり
おまけにパソコンご機嫌斜めで
表書きは自筆ときた。


何やらかんやら目まぐるしく
ちゃんと息抜きしてたつもりなのに
人並みに風邪を引いた。

職場の皆んなにも申し訳ない。




20181204132117a41.jpeg




○ Comment

彩子さん

 ご義父様のご逝去 謹んでお悔やみ申し上げます
 ご夫婦で後を追うように逝かれたとは お知らせしていなくても
 お分かりになっていらしたのかも知れませんね

 それにしても 立て続けに2回のご葬儀出されるなんて 
 さぞかし お疲れになっていることでしょうね

 実家の両親を半年間で二人とも見送りましたが へとへとでした
 事務処理的な事は 兄におんぶに抱っこ状態だったにも関わらず^^;^^;^^;

 それにしても 義両親様 次男君の結婚式をちゃんと避けてくださって
 息子さん お孫さん思いでしたね
 これも 彩子さんの遠距離介護嫁への ご褒美かもね


2018.12.07 14:57 | URL | むーん #JyN/eAqk [edit]
ありがとうございます

私も、あれせえこれせえに動いただけなんですけどね
さっすがにくたびれました

今思えば、舅は分かってたのかなぁ…
何だかんだと、息子孫孝行な姑でした
2018.12.09 17:15 | URL | 彩子 #- [edit]

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